【決定版】食えない社労士が今スグ実践するべき3つのノウハウ
2021/09/29

合格率6-7%の社労士試験に合格し、いざ独立・開業!!と意思決定し、事務所も開設しました。
しかし、食えない…。お客さんを獲得することができない。
残念ながら、社労士として独立・開業しても、最初の1-2年は年収が100万円位というのが平均値。現実はなかなか甘くないですね…。
ということで今回は、「【決定版】食えない社労士が今スグ実践するべき3つのノウハウ」と題して、ブログを展開していきます。
はい、3号業務を加速させるブログ!社労士さん、GO!!の島ちゃんです。
採用定着士®養成講座や3年後ナビゲーター®養成講座を展開する一般社団法人採用定着支援協会やリーダーを加速させる株式会社の代表をしています。
では、早速、今回の中身に入っていきます。
1.CANとWILLとMUSTの発想
シンプルに言うと、本人が実現したいこと(Will)、活かしたい強みや克服したい課題(Can)、能力開発につながるミッション(Must)でご自身のしごとを回していくことが大切になってきます。また、それぞれの重なり合う部分が広がると、やりがいを感じ、働きがいが大きくなると言われてます。
WILL:やりたいこと・意思・希望
CAN:できること・能力・スキル・才能・実績
MUST:求められていること・期待・責任・使命
社労士の3つの重なり合う部分を考える
社労士の場合、CANはどちらかという考えやすいのではないでしょうか?労務相談に応じたり、助成金申請代行や給与計算のアウトソースだったりするところですね。
どちらかと言うと、「ライスワーク」的な部分になるのかもしれません。
多くの社労士はこのCANで止まっていることが多いなと1000名以上の所長とお話をする中でわかってきました。
私は「WILLは自分の中にある」「MUSTはお客さんの中にある」と考えています。
WILLを考える時は「なぜ開業したのか?」「どんなお客様を幸せにしたいのか?」「どんなことで社会に貢献したいのか?」のような自問自答をする中で見えてくると思います。なかなかバシッと見つからないとは思います。適当に当てに行くとモヤモヤがして、頑張りきれなかったりします。
続いて、MUSTを考える時は、「顧問先はなにに困っている?」「顧問先が本来求めていることはなんだろう?」「顧問先にどんな言葉で認められたい?」などのような質問に自問自答する中で見えてくると思います。こちらも適当におくと、後でモヤモヤしちゃうと思います。
が、自問自答し続けないと見えてこないので、しっかりと自問自答する時間を持つことが大切になります。
そして、これが見つかってくると、一気に視界良好で周りにも応援してくれている人がたくさんいる状況となります。
2.掛け算でポジショニングを創る
少し前ですが、ペンパイナッポーアッポーペンというのが流行りました。
これは「ペン」と「パイナップル」と「アップル」掛け合わせることでオリジナルができるということで、実はビジネスでみると、「なるほど!組み合わせだ!!」という発想法になります。
CANとWILLとMUSTを考える中で、社労士スキルに何かを掛け合わせることで独自ポジションをつくれないか考えることはとても大切です。
例えば、私は採用定着士や3年後ナビゲーターの養成活動をしておりますが、受講いただいた先生達は次のようなポジショニングを取ることができます。
・社労士✕介護✕採用定着士=業界特化型ワンストップ人事支援
・社労士✕宮崎✕3年後ナビゲーター=地域特化型未来志向経営者コンサル
ちなみに、掛け合わせ方はキャリア以外でもOK!?趣味的思考の掛け算でも大丈夫だと私は思います。その共通の趣味を活かしてネットワークを広げることももちろん可能です!
・元刑事✕社労士=官僚組織ノウハウを取り入れた人事コンサル
・阪神タイガース好き✕社労士=阪神ファンをターゲットにした社労士
特に昨今では、差別化を図る時に、買い手側もキャリアだけで見るかと言うと決してそうじゃないという購買になっているように思います。その方の全て、趣味も含め、広義の意味ではキャリアになりますので、趣味的な要素でも全然OKです!
3.3年後の目標を掲げる
もしかしたら、既に理念や使命をしっかりともって独立した先生もいらっしゃるかもしれませんが、多くの先生の本音は「なんとなく雇われるよりも、自分でやってみたい・・・」「実は社会性がそれほどなく、サラリーマンスキルが低い・・・」「自分のペースで仕事したい・・・」などどちらかと言うと、ベクトルが自分の都合に向いている先生も多いと思います。
理念や使命を持ちましょう!とここで書くつもりはなく、僕は「3年後の目標は具体的に考えましょう!」と先生たちにメッセージさせていただいています。
3年後の経営目標を立て、明日の行動を決める。
3年後の経営目標は具体的に決めることができる目標になります。具体的な目標なので、例えば、「売上をいくらにしたい!」ということになります。これが決まると、「顧客数は何社にしたらよいのか?」「客単価いくらを目指すのか?」「どんな商品で売上をあげるのか?」というようなことも考えていくようになります。
また、「どうやってその顧客を集めるの?」ということも考えるようになます。
採用定着士の中にも、「行き当たりバッチリ!」という先生もたくさんいますが、それだと仕組み化できていなので、大きくはなりませんね笑
具体的に3年後の目標を立てたことで、2年後・1年後・6ヶ月後・3ヶ月後・1ヶ月後と目標を落とし込み、明日の行動を先生たちも決めていくことが大切です。
3年後の目標達成を目指すことで、理念や使命も見えてくる。
結果的に、この行動をしていくと、目標は達成していくんだ!という体験をすることができます。そうするともう少し中長期の目標もしっかりと立てれば、達成できるのは?となってきます。そうすることで今まで以上に真剣にこれを考えるようになり、それが使命や理念になっていくと僕は考えています。
最初からなかなか大それた理念や使命は正直ないですよね・・・
なぜ3年後なのか?
10年後のことなんて想像が正直できませんよね!?5年後くらいは本当は立てたいですが、本当に変化の激しい時代なので、ちょっとむずかしいかな、と。
3年後ならまだギリギリ想像できませんか?
また、別の話だとオリンピックは4年に1度ですね。だから、選手はオリンピック終わった後に次も目指します!となります。10年に1度だったらこうなりませんよね。
長期目標は例えば、適当に想像して、金持ちになって引退したいとか無責任に適当に立てちゃうこともできます。逆に明日のことは明日のことなので、何やるかわかっていますよね。
3年後はまだ具体的に立てられるし、決められる。だから真剣に具体的に考えて、建てると、論理的に明日何をやればよいのかまである程度決められます。
そしたら、達成できます。これが3年後目標の重要なポイントです。
いかがでしたでしょうか?なかなかこれを実践していくことが難しいですよね。また今後のブログでこの辺りはより具体的に解説もさせていただきたいと思います。
以上で、「【決定版】食えない社労士が今スグ実践するべき3つのノウハウ」を終わりますね。
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